200828そうめん

そうめんとひやむぎ、どちらがお好みですか? 私はひやむぎ派です。とにかくいろいろなものをトッピングして食するのが我が家の流儀です。やや特異なのが茹でたなす、いんげんなどの野菜類です。意外にもこれがめんに合います。意味不詳ですが「こ」といってます。どうやらふるさと上州の風習のようです。
本来これらにミョウガを添えるのが正式?なのですが、今年はまだ登場していません。それというのも、峯山の産出品を期待しているからです。峯山ではヤブミョウガは蹴飛ばしたくなるほど生えていますが、普通のミョウガはたった二か所しか出てきません。
峯山のものは秋ミョウガらしくお盆を過ぎないと芽を出しません。地元の古老の話では、桔梗山にミョウガの群生地があったとのことです。峯山でもと思っているのですが未だ成果が上がっていません。そんな訳で今のところミョウガ無しのひやむぎというわけです。物足りませんねぇ。
畑での経験では、ミョウガはやや日陰を好むらしく、放っておくと木陰の方に移動していきます。
案外デリケートな植物なのです。
ミョウガは大好きですが、摘むのは苦手です。茎をかき分けながら探すのですが、蚊の猛襲を受けます。蚊は真夏の暑い時間帯は涼しいところで昼寝をしています。ミョウガの生えている場所は蚊にとって格好の安眠場所です。そこをかき分けるのですから大変です。ヤブ蚊の集中攻撃を覚悟しないといけません。しかし、自生の香り高いミョウガの魅力には勝てません。蚊ごときに屈してなるものかと探し回るこの頃です。
どこかいい場所を見つけて、夏ミョウガの根をこっそりと植えつけてみましょうか。そうすれば7月から9月まで、あの独特なミョウガの香りを楽しめます。