
(エゴノキの花)

(ガビチョウの卵)
峯山の西斜面を草刈りしていて、ふと見ると何んとエゴノキの花が咲いているではありませんか。
前回、すでに青い実になっていると云ったのは誤りで、それは蕾だったようです。写真のようにうつむき加減に可憐な花を咲かせていました。再び申し訳ないと謝りましたが、どうも私はエゴノキに頭が上がらない関係になっているようです。おまけに、近くの地面に白い花が沢山散っているので見上げて見ると、遥かかなたに花が一杯咲いています。かなりひょろ長い樹形ですが、どうやらエゴノキのようです。今まで竹に覆われていたので花が付かなかったのかも知れません。この雑木林は、これからいい感じになりそうで楽しくなりました。
楽しいといえば、写真②は、草刈り中に発見した野鳥の卵です。遠くから見た時は子供が置き忘れたおもちゃかと思ったのですが、近づいてみると鳥の巣の卵でした。余りにも無防備な状態なのでそっと草でカバーしましたが、近くの杉林で巣作り中のカラスに襲われそうで心配です。周りを刈り残して様子をみていたら、親鳥が帰ってきました。黄色がかっか羽のムクドリくらいの鳥です。近寄ったところ飛び立ち、その先でコジュケイの鳴き声がしたのでそれかなと思い、帰宅後調べたらコジュケイの卵は白です。そして、空色の卵はムクドリだという記事が多いです。しかし、姿かたちはムクドリのものでは無かったのでいろいろ調べているうちに、どうやらガビチョウのものだと判明しました。コジュケイの鳴き声は、人を騙すためのものだったのでしょうか。
私は、以前畑でキジの巣を見つけたことがあります。自然農畑にあるブラックベリーの手入れをしていたら、尻を激しく突っつくものがいます。キジのメスでした。巣に近ずくなと威嚇していたのです。それに比べるとガビチョウはダメですねえ。さっさと逃げ出します。或いは抱卵していたのがオスだった? となればあり得るかもしれません。オスはたいてい意気地なしですからね。
こんな自然観察をしていると、楽しいですが作業が進みません。この日も予定の半分しか出来ませんでしたが充実感はありました。山仕事は楽しい!
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