1909種まきじいさん
(写真① 花咲爺さん)
190925鎮圧
(写真② せっせと鎮圧)

190409菜の花汐見台
(写真③ 2019/4 汐見台)
今年も9月下旬に菜の花のタネ蒔きをしました。勿論、まくタネは峯山産の自家採取のものです。
まく場所は、真竹の密生地を皆伐し、海が見えるように整備したところです。何もしなければ竹の子が出てきて元の竹林に戻ります。
それを防ぐには何通りかの方法があります。基本は、出てくる竹の子や竹をひたすら取り除いて根絶やしにすることです。これは手間も大変ですし、その間ぼんやり眺めているのも空しいことです。
開けた平坦地にせっせと植樹し雑木林にするのも一案ですが、折角海が見えるようになったこの景観が維持できなくなります。この手法は別の場所で試みるつもりです。
この地は、地元の人たちが畑として野菜栽培を長年続けてきたところです。本来あった形に戻すには耕作地にして、周囲を含めて里山として活用するのが望ましいところですが、県有地での耕作は、条例で禁止されています。
そこで、考え付いたのがソバや菜の花を咲かせることです。これならば、あちこちにこぼれタネがあるので、日当たりがよくなったことで自生しています。これに少し手を加えて花を咲かせてみました。景観がよくなったことに加え、竹の子の発生を抑制する効果が大きいことに驚きました。
見事に竹の再生を抑止しています。タネ蒔きは、筋蒔きするかバラ蒔きします。(写真①)
そのあと、足踏みをしながらよくタネを鎮圧します。これが大事なところです。(写真②)
写真③は昨年の開花状況ですが、こうなるかどうかは天候次第の運任せです。
蕾のうちに摘花すると分枝が進み花が増えます。問題は摘花した蕾をどうするかです。食べると美味しいですが、これでは収穫したことになり、条例違反になりそうです。しかし、花を増やす行為の一環として、まぁこの際大目に見てもらうことにして、せっせと蕾を摘んでもらいたいものです。