
写真①

写真②
写真①は、10月中旬の酒席にのうせいさんが持参された峯山の食べられる野草です。
皿の上から時計周りに、ナンテンハギの甘酢漬け、ノゲシのおひたし、それとイヌビワの葉の辛し和えです。いずれもヘエーと感嘆したくなる結構な味です。下の小皿は私のシソの実の味噌炒めがみすぼらしく見えます。
写真②は、掘り出したナンテンハギとツリガネニンジンの姿です。いずれも楚々とした草姿から想像できない武骨で頑丈そうな根を持っています。これなら草刈りされてもすぐに芽を出すのも頷けます。県有地では、他所からの種子を蒔くことは禁じられていますが、自生種を移植することは緑化の一環として問題ありません。
峯山の会では、竹林を皆伐した跡地に、これらを移植したらどうかと考えています。食べて美味しい野草は、峯山に沢山自生していますので、近々のうせいさんがこれらの資料をレシピ付きでホームページにアップするそうです。ご期待下さい。
しかし、これらはお酒のあてには十分ですが、こうなると主食の類が欲しくなりますねえ。
豆や芋が有力ですが、トマトは毎年出てきますが、大豆、さつま芋などは自生していません。
そこで思いついたのがドングリです。クリも見かけますが、圧倒的に多いのはドングリです。ブナ科の巨木が多い峯山ではこの時期散策路はドングリだらけです。
縄文人の常食だったのですからこれを使わない手はありません。炒ったり、粉にして粥や団子にしたりといろいろな活用法が考えられます。
のうせいさんにひと踏ん張りしてもらって、ドングリレシピも加えてもらいましょう。そのうちに主食、副菜の揃った峯山膳をご披露できるでしょう。