里山エッセイ・鎌倉峯山の四季

峯山の四季折々の状況と活動内容をお知らせします。

1907花火合成
(写真① 2019/7 鎌倉花火)
1801初日の出
(写真② 2018/1 初日の出)
1801赤富士
(写真③ 2018/1 初富士)
1810bbq
(写真➃ 2018/10 BBQ)

先日の中秋の名月は、残念ながら雲に隠れてしまいましたが、昨年は峯山山頂でお月見をしようと頃合いを見計らって出かけました。
昨今は何でもネットで調べられます。持参したiPadで方角を見定めて陣取りました。飲み食いの方は順調でしたが肝心のお月様が出ません。雲は厚くないのですが、ガスというかモヤというか何やら立ち込めていて月の影は現れません。
温暖化のせいか、もう日本では中秋の名月は無理なのでしょうか。ひと月遅れの13夜、ふた月遅れの10夜に期待するしかないようです。
山頂での楽しみは他にもいろいろあります。7月には鎌倉花火を見物しました。(写真①)水上花火まで見れたので感動ものです。浜辺で見物していると、風の無い時は打ち上げの煙で花火が見えない時があります。音はすれども姿はみえずほんにお前は屁のようだ状態です。山頂からは何の心配もありません。まことにクリアに鑑賞できます。
2018年の正月元旦に、気紛れに初日の出を見に出かけたことがあります。
何んと! 殆どのメンバーが顔を揃えました。誰かが持参したワンカップ酒を分け合って祝杯を挙げたものです。この時の日の出はまことに鮮やかで、振り返ると赤富士が望めます。こんな素晴らしい光景に出会える峯山を改めて見直したものです。(写真②、③)
BBQも楽しみました。山頂整備が一段落した時、ご苦労さん会を開いたのです。(写真④)
私はBBQが好きというより、炭火が熾っているのを見るのが好きです。本当は炭より焚き火がいいのですが、公有地での焚き火には規制があって難しいので仕方ありません。焚き火大好き人間としては、がまん、がまんの心境です。


写真① ベニバナボロギク
ベニバナボロギク

写真② ヤブミョウガ
1908薮ミョウガ3
写真③ ヤブラン
1908薮ラン
9月に入りました。暦の上では秋とはいえ、残暑は相変わらずです。汐見台にはベニバナボロギク(写真①)が大発生し、この駆除に手を焼きました。背丈が1m程なのでだまされました。実は2mを越えたものが倒伏し、これが釜首を持ち上げていたのです。もっと早めに駆除すべきでした。
8月半ばには、白い綿毛がまるで吹雪のように風の中で舞っていましたので来年が恐ろしいです。
先ずは、釜首部分を草刈し、このあと草刈機を縦に振って倒伏した茎をぶった切りして、ようやく根元を刈り取りします。炎暑の中の重労働です。これほど熱心に作業を行うのは、このあと菜の花の種まきをするためです。
汐見台は、真竹を皆伐して海が見えるようにした場所です。放っておくとまた元の立派な?竹藪に戻ってしまいます。竹を切ったあとに菜の花の種まきをすると竹の子発生を抑制できます。その上、桜の季節に菜の花が咲き競うので景観的にも喜ばれます。
ボロギクを退治すると、周りのヤブミョウガ(写真②)の白い花が目立ってきました。やや日当たりの悪いところに、これも大発生しています。ツユクサ科の植物なので、食べられるミョウガは出てきません。ただ、花の後は美しい青紫色の粒が目を楽しませます。
邪魔になるヤブミョウガを刈っていたら、日陰を好むヤブラン(写真③)が涼しそうな花をつけていました。こちらは秋が深まると真っ黒な数珠状の実をつけます。また、ミズヒキソウも花をつけ初めています。
空気は暑いです。でも草刈りをしていると、こうした草花の微妙な変化がよく分かります。秋は確実に忍び寄っている気配を感じて、一時暑さを忘れさせます。

            写真① 読み聞かせ 2017/9
coverphoto
         写真② オロチ桜発見 2017/5 
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               写真③ 倒木 2016/12
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オロチ桜と命名した大木のもとで、読み聞かせをしているこの光景(写真①)に出会った時の感動は鮮明に覚えています。一言でいえば「苦労の甲斐があった」です。
写真②は、2017/5月のオロチ桜の様子です。峯山全山を覆う3m近い篠竹を全て切り払う覚悟を決めて取り掛り、先ずは作業路の確保のためひたすら山頂に向かっていた時、この姿を発見しました。藤蔓に締め上げられて悲鳴を発しているよう見えました。このままでは枯死してしまうのではないか。実際藪の中で立ち枯れたり、倒伏している木を何本も見ているのでそう思うのも当然です。
あちこちを籔越しに透かして見ると、山桜らしい木が何本も見えてきました。その時、峯山は桜の山ではなかったのか、地元の人たちがここで花見をしていたのではないか、と次々に想像が膨らんできました。
私たちは、各地の桜の見物によく出かけます。しかし、地元の桜を放っておいて桜見物でも無かろう。我々の世代でこの山桜を朽ちさせてよいわけがない。ここから峯山の会のモットーである「山桜を後世に残そう」が生まれました。
もともと、峯山に関わりを持ったのは、自分たちが歩く山道は自分たちで歩きやすくしようと、いわば気紛れで始めたことです。そんな気分を吹き飛ばす出来事が、倒木の下を潜り抜けている子供たちを見たことです(写真③)。急遽「キケン」標識を取り付け、ここを迂回する巻き道を急造しました。しかし、ここは公有地です。近隣の賛同してくれた方数人と共に市と県にボランティア登録しました。活動を始めたのが2017/1月のことです。以来、子供の安全確保を優先させながら精力的に活動を行っています。
前説はこのくらいにして、次回から峯山周辺の四季を歩きます。なお、下記URLでMAPを印刷しておくと理解しやすいです。http://mineyama.sakuratan.com/%e5%b3%b0%e5%b1%b1map/ 

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